MacBook ProにBootCampでWindows10をインストールして、
バッファローのNASに接続しようとするとできない？？
以前にも同じようなことが(?_?)
忘れた！
いろんな原因があるようですが、、今回の原因は「SMB」でした！！
SMBとは
Server Message Blockのことで、WindowsのLAN環境でのファイル共有やプリンタ共有の通信プロトコル
2000年にSMB 1.0(SMB1)がWindows 2000に投入され、初期のSMB 1.0（SMB1）は暗号化強度の面や通信システム上でも不安が残るとされ、MicrosoftはWindows Server 2012 R2以降「SMB1」を使用することを非推奨としため、チェックが外されてます。
また、新バージョンとして （SMB2）をWindows Vistaで導入次に、(SMB 3.1.1)がWindows 10に搭載
ただ、多くのNASは、最新の（SMB3.1）に非対応なことが多く、そのため、NASの通信プロトコル（SMB1）にパソコンの設定変更する必要があります。
つまり、ウィンドウズ10では無効化されている「SMB1」を有効化するしか方法はないのです。
SMB1がウィンドウズ10では無効化
Windows１０では脆弱性が報告されてから、セキュリティの問題からデフォルトで「SMB1」が無効化となっていることが多くあります。
Macは、「Mac OS X 10.9」から「SMB2」がメインのファイル共有の標準通信プロトコルとなり、Windows10では、バージョン 1709から「SMB1」が無効げデフォルトとなりました。
現在、多く利用されている「BUFFALO/バッファローのLinkStation,TeraStation、IO-DATA/アイ・オー・データのLANDISK」は「SMB1」が初期設定されているケースがほとんどです。
共有フォルダーがWindows10搭載のパソコンだけが見れない時には、「SMB1」のNASに、Windowsアップデート機能などで「SMB1」が無効化され、共有フォルダーにアクセスできなくなることが原因と考えられますので、まずは以下の方法で設定を確認してみてください。
Windows１０で「SMB1」を有効にする方法
コントロールパネル画面で「SMB1を有効化」
右下の検索に「Windowsの機能」と入れて表示された、「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック
あるいは、Windows 10で右下の「スタート画面」→「アプリの一覧」→「システムツール」→「コントロールパネルを表示」を開きます。
- 「コントロールパネル」の表示方法がカテゴリの場合「プログラム」あるいは多きアイコン、小さいアイコンの場合は「プログラムと機能」をクリック
- 右の「Windowsの機能の有効化または無効化」をクリック
- 一覧の中から「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」にチェックを入れて「OK」
これで設定が完了です。
NASに接続してつながればOKです。
「SMB1を有効化」して、セキュリティ的には問題では？
「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」にチェックを入れて「共有フォルダー」にアクセスできるようになったが、このままで問題ないのか？
マイクロソフトが「セキュリティ的に問題」があると発表しているので、できれば早めにNASの交換をした方がいいかもしれません。
セキュリティはいたちごっこですが、最新のものにするほうがセキュリティが高いからです。
ただ、すべてのパソコンとNASを入れ替えるのは大変だしまだ時間がかかる場合は、重要なWindows Updateの更新プログラムを常にインストールしておくことをおすすめいたします。
更新プログラムをアップデートしていれば、今すぐトラブルになってしまうという可能性は低いのではないでしょうか。Windowsアップデートで無限ループという危険性もあるので、手動アップデート、再起動確認がいいかもしれませんね。
もし、SMB1を有効にしても共有フォルダーが見えないときには
上記の方法で、SMB1を有効にしても、バッファローのLinkStationやIO-DATAのLANDISKなどのNASに接続できない場合、他の原因げ考えれます。
原因の切り分けが必要です。
つながらないのは、Windows10だけなのか？
他のPCでもつながらないのか？
すべてのPCでつながらない場合は、NAS自体の故障が考えれます。
NASの内蔵ハードディスク（HDD）の故障、レイド（RAID）の故障など大きなトラブルになる可能性もあるので、NAS自体のチェックが必要です。
