最近、動画をサイトに埋め込みたい案件が多くあります。
You Tubeにアップできる動画公式チャンネルを作成して動画をアップすればいいのですが、自社サーバにアップして利用したいとのお話も多くあります。
そこで、通常の連絡サーバに動画をアップしてどうなるか検証してみました。
サーバは
さくらのレンタルサーバ スタンダード
です。
動画は、今年スキーにいった動画をサンプルであげました。
Insta360OneX2で5.7Kで撮影した動画をハイビジョンで書き出すとファイルサイズが大きくなります。
以下のYou Tubeにあげた14秒の動画ですが、136Mバイトになってしまいます。
この動画をアップロード、再生を複数名で行ったたところ、早速サーバが閲覧出来なくなりました。
記事は以下です。
原因は契約にある転送量の問題が発生したからです。
https://help.sakura.ad.jp/206053142/#ac09
転送量(目安)
9.1. 転送量(目安)
プランごとに想定されている転送量の目安です。
※ お試し期間中はプランに関わらず、目安より低い値で転送量が制限されております。
※ コンテンツダウンロード中にブラウザ側から中断を行った場合は、すべて転送したものとして扱われます。
以下の場合、ウェブデータ転送に制限がかかり、
「503 Service Temporarily Unavailable」等のエラーによって
ウェブ表示ができなくなります。
- 転送量の目安値を大きく上回るアクセスがあった場合
- 短時間に転送量が急激に増加し、共有回線を圧迫した場合
エラーの詳細はこちらをご確認ください。
ライト | 40GB/日 |
---|---|
スタンダード | 160GB/日 |
プレミアム | 200GB/日 |
ビジネス | 230GB/日 |
ビジネスプロ | 260GB/日 |
少し時間が経てばサイトが表示されてました。
何分たったかわかりませんが、他の業務をしている間にサイトは復旧しておりましたので、以下の制限にかかったのではないかと思います。
- 短時間に転送量が急激に増加し、共有回線を圧迫した場合
リソースブースト
サポートにチャットで確認したら、リソースブーストで解決する場合もあるそうです。
一時的にアクセス出来るようにする機能のようです。
テレビ放送などの後アクセスが集中した場合に有効かもしれませんが、管理者が気付くかは不明です。
委託されている業者(弊社など)が自発的に気付くとことはないですが、自社で管理されており、テレビ放送がわかっている場合などに使えるかもしれません。
https://help.sakura.ad.jp/360000208521/#08
HTTPの同時接続数及び転送量上限値を数倍に緩和する機能です。
アクセス集中時の HTTP 503 エラーの発生を少しでも抑制することが可能です。
さくらのレンタルサーバのサーバコントロールパネルから、サーバステータス、リソースへ進み
503を緩和する(リソースブースト)設定できます。
リソースブースト開始日を予約できるので、事前にわかる場合は予約することが可能です。